町から骨董品屋が姿を消していることでもわかるように、現代の情報化社会において旧態依然の、ある種詐欺まがいの骨董品売買をおこなっていたのでは、市場から淘汰されてしまいます。その骨董品につけられている値段の根拠を明確にし、購買者に安心してもらう必要があるのです。
ネット情報の活用とオークション履歴
インターネット情報は、購買者を安心させる1つの要素として活用できるでしょう。真贋の判定から骨董品の価格設定まで、インターネット情報で集めた情報を提示することで購買者に納得してもらうのです。
また売却する骨董品にオークション履歴があれば、それだけで真贋の重要な証拠になります。オークション履歴がなくても、価格を設定するときの根拠に同様の骨董品のオークション履歴を用いれば、それが適正な価格であることの証左となります。